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2007年 04月 03日
3月の末にドイツのヴィースバーデンへ行ってきた。
10日程の滞在であったが、4つのオペラを見る事ができて、非常に楽しめた。 といっても、僕はドイツ語がまったくわからないので、字幕を見てもチンプンカンプン。 しかも、歌は、イタリア語やフランス語で、こちらもさっぱり解らない。 じゃあ英語ならわかるのかと言われれば、「ごめんなさい」なので・・・・結局、日本語以外はダメじゃんという事になるのだ(笑)。 この事は、日本で何故オペラが普及しないかという事の大きな要因のひとつで、要するに、ヘンデルやモーツアルトの時代から親しまれてきたオペラはヨーロッパの母国語で歌われ、聴衆はその歌や音楽の世界を楽しんできたのだ。 ちょうど、日本で歌舞伎が発達してきたのと同じである。 しかし、オペラはその芸術性の高さから世界の文化として君臨するようになり、欧米文化の代表ともなった。 言葉の壁を越えて、なお楽しめる世界がそこにはある。 でもやはり、場内に笑いが起こった時に、僕も笑いたい・・・・・・
by matocello
| 2007-04-03 06:53
| 音楽
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